2013/12/19

第2回クィア・スタディーズ研究計画検討会開催のお知らせ


昨年度に引き続き第2回クィア・スタディーズ研究計画検討会を以下の要項で実施します。参加希望者は、締め切り日までに応募するようにしてください。



1. 主旨


この会は、クィア・スタディーズにかかわる多分野の研究者間のディスカッションを通じて大学院生の研究の促進と向上を図り、もって本分野の将来を担う若手研究者の育成に寄与することを目指すものである。


2. 場所・日程


東京大学(東京 駒場キャンパス)18号館4Fコラボレーションルーム2
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

開催日:314日(金) 一日だけの開催とする


3. 資金


各参加者から1500円の参加費を徴収し、これをプール金として遠方からの報告者への多少の補助とする。(遠方からの報告者がいない場合は参加費不徴収とする)
交通費・レジュメ印刷代等は自己負担とする。


4. 参加者


参加者は、報告者とファシリテーターからなる。
報告者の応募資格は、クィア・スタディーズに関心を持つ大学院生(博士号未取得者)とする。ただし、事前申込をした院生、研究者(オーバードクターを含む)に限り、報告者でなくても参加できる。
ディスカションは参加者全員で行うが、全体討論に先立ち、指定コメンテーターがコメントをする。指定コメンテーターは原則ファシリテーターの中から立てるが、ファシリテーター以外に依頼することもある。


5. 募集時期/応募先


報告希望者は、126日(日)正午までにメールで申し込む。
報告者は最大5名。5名を超える場合はファシリテーターが報告者を選出する。
下記要領を、qsinsei(あっと)gmail.comまで添付して申し込みをおこなう。報告せず参加のみの場合はその旨明記し、3.以下の項目は不要。

1. 氏名
2. 所属、年度
3. 研究題目
4. 研究概要(800字以内)
5. 現時点での参考文献表


6. 報告に際して


この会は、報告者が書こうと思っている1つの論文を詳細に渡って検討する会ではなく、報告者のより広い研究計画の中にあらわれる、アプローチ・意義・構造・ビジョン等を検討するための会である。
報告者は10日前までに事前レジュメ(ディスカション・ペーパー)をメールで送る。(ファシリテーターはコメンテーターに事前レジュメを転送する)
当日、報告者は最新のレジュメを人数分用意してくる。このレジュメには参考文献表の最新版も含む。
一人当たりの時間配分は、報告に15-20分、ディスカションに40-45分(うち、指定コメンテーターのコメント時間は10分程度)を予定している。
公刊前の内容を含むので、参加者は当日の報告内容を守秘する。これに対して研究題目・研究概要は公開扱いになる。もっとも、報告者が自らの意思によって非参加者に対し報告内容を伝えることは当然に自由である。




クィア・スタディーズ研究計画検討会プロジェクト有志
(科学研究費助成研究基盤B「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ)

2013/11/14

クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ実施報告



主催:クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ・プロジェクト有志
(科学研究費助成研究基盤B「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ)

クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップを2013年9月22日に以下のプログラム通り開催しました。
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クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ
2013922
明治学院大学 白金キャンパス(本館41402番教室)



————プログラム————

10:0011:45 修士論文中間発表

于寧

北京醜児映画展とその政治的可能性
中国独立映画運動とセクシュアル・マイノリティ運動との関わりを中心に


11:4513:00 昼食休憩

13:0014:30 修士論文報告&執筆経験トーク

高内悠貴

1970年代カリフォルニアにおけるゲイ解放運動
ストーンウォール・ネーション計画にみるマルチフロント・ポリティックス」


14:3015:00 休憩

15:0016:30 ワークショップ・ディスカッション

清水晶子(発議者)

日本の大学でクィア・スタディーズを研究する/教えること

2013/07/15

「クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ」参加者募集のお知らせ


クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ


3月に開催した「クィア・スタディーズ研究計画検討会」に引き続き、クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ(非公開)を以下の要領で開催いたします。

学位論文執筆中の博士前期課程および学部4年のみなさま、どうぞふるって御参加下さい。


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1. 主旨

このワークショップは、クィア・スタディーズにかかわる学生、院生、研究者間の意見交換の場を提供し、もって本分野の将来を担う若手研究者の育成に寄与することを目指すプロジェクトの一環として開催されるものです。

今回は、今年度に学位論文の提出を控えた博士前期課程および学部4年生を対象として、論文の中間発表会を開催し、執筆中の論文に関する意見交換をおこないます。他の人々がどのようなアプローチでどういう研究をしているのかを知り、論文執筆にあたって直面している疑問点について互いに意見を交わしあう機会として、ご利用下さい。


2. 概要

報告者および事前申込をした学生/院生の一般参加者、およびファシリテーター役の研究者による、非公開ワークショップの形式をとります。

報告者には事前にディスカッションペーパーの提出をしていただき、ワークショップ当日は、報告者が口頭報告を行ったのち(学部生は15分、博士前期課程院生は30分ほど)、参加者全員で報告内容についての意見交換をおこないます。各報告にあてられる時間は、学部生は1時間、博士前期課程院生は1.5時間とし、報告者は4名から5名を上限とします。

報告については、発表前の内容を含みますので、参加者は当日の報告内容を守秘して下さい(論文タイトルおよび概要については後に公開する可能性があります)。もちろん、報告者自身が非参加者に対して自分の報告内容を公開する場合は、この限りではありません。


3. 場所・日程

日程:2013年9月22日(日)
場所:明治学院大学(白金キャンパス)本館4階 1402番教室


4. 参加者

このワークショップは、事前申込制です。
報告者は、今年度に学位論文提出を控えた博士前期課程および学部4年生とします。
報告をせず参加のみの学生/院生についても事前申込が必要ですが、こちらは学年を問いません(博士後期課程の方、PDの方も御参加いただけます)。
なお、本年3月の「研究計画検討会」に参加なさった方も再度御参加いただく事は可能です。
ファシリテーターはワークショップ・プロジェクト有志がつとめますが、申し込みのあった報告内容に応じた数人の研究者の方にも参加を依頼する可能性があります。


5. 参加費

各参加者から1500円の参加費をいただきます。
これはワークショップ開催費にあてるのではなく、プール金として遠方からの学生/院生報告者の交通費への多少の補助とします。
交通費、レジュメ代などについては各自負担となります。


6. 募集時期・応募先

2013年7月15日~8月15日
応募は下記アドレスにてメールで受け付けます。
qsinsei(あっと)gmail.com

応募に際しては、以下をPDFファイルにて添付して下さい。
報告せずに参加のみ御希望の方は、その旨を明記して下さい(この場合、c.以下の項目は必要ありません)。

a. 氏名
b. 所属および学年
c. 執筆論文タイトル(仮題で可)
d. 論文概要(学部生800文字以内、博士前期課程院生は1500文字以内)
e. 参考文献表


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クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ・プロジェクト有志
(科学研究費助成研究基盤B「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ)
石田仁
風間孝
釜野さおり
河口和也
清水晶子
菅沼勝彦
谷口洋幸
堀江有里

2013/06/18

クィア・スタディーズ研究計画検討会実施報告

2013年3月17日に以下のプログラム通りクィア・スタディーズ研究計画検討会が開催されました。

今後も定期的に同検討会の開催を予定しています。



クィア・スタディーズ研究計画検討会
(パイロット・プロジェクト) 

2013317日(日) 
明治学院大学(白金キャンパス1号館4 1402番教室)9:30-18:00 

主催 クィア・スタディーズ研究計画検討会 パイロット・プロジェクト有志 
(科学研究費助成研究基盤C「日本におけるクィア・スタディーズの展開」研究グループ)

プログラム = 

9:30-10:50 
于 寧  
北京酷児映画展とその政治的可能性 
 ―中国独立映画運動とセクシュアル・マイノリティ運動との関わりを中心に 
コメンテーター:菅野優香 & 石田仁 

11:00-12:20 
岡 俊一郎
AIDS危機の時代のアメリカ合衆国における政治とアート 
コメンテーター:飯野由里子 & 河口和也 

12:20-13:20 昼食) 

13:20-14:40 
上田真央
マレーシアのムスリム女性運動と「レズビアン連続体」の可能性 
コメンテーター:堀江有里  

14:50-16:10 
杢田 光
日本のレズビアン・ムーブメントにおけるストーリー実践 
 ―「わたし」と「わたしたち」を語ること
コメンテーター:飯野由里子 & 清水晶子 

以上

2013/03/17

 【改訂版】クィア・スタディーズ研究計画検討会(パイロット・プロジェクト)


クィア・スタディーズ院生研究会は、名称を「クィア・スタディーズ研究計画検討会」と改め、以下のとおりの要項で実施いたします。

以前に提示していた要項と多少の違いがありますので、御確認の上御参加下さいますよう、お願い申し上げます。すでに応募頂いている皆様につきましては、改訂後の要項にご同意いただけない場合には、大変恐れ入りますが、連絡先アドレスまで参加申込取消しの御一報を下さいますよう、お願い申し上げます。




1. 主旨


この会は、クィア・スタディーズにかかわる多分野の研究者間のディスカッションを通じて大学院生の研究の促進と向上とを図り、もって本分野の将来を担う若手研究者の育成に寄与することを目指すものである。


2. 場所・日程


明治学院大学(東京 白金キャンパス、1402番教室)1号館(=本館)4F
 交通アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
開催日:317日(日) 一日だけの開催とする


3. 資金


各参加者から1500円の参加費を徴収し、これをプール金として遠方からの報告者への多少の補助とする。
交通費・レジュメ印刷代等は自己負担とする。


4. 参加者


参加者は、報告者とファシリテーター(別エントリ参照)からなる。
報告者の応募資格は、クィア・スタディーズに関心を持つ大学院生(博士号未取得者)とする。ただし、事前申込をした院生に限り、報告者でなくても参加できる。
ディスカションは参加者全員で行うが、全体討論に先立ち、指定コメンテーターがコメントをする。指定コメンテーターは原則ファシリテーターの中から立てるが、ファシリテーター以外に依頼することもある。


5. 募集時期/応募先 締め切りました


報告希望者は、112日(土)正午までにメールで申し込む。
報告者は最大5名。5名を超える場合はファシリテーターが報告者を選出する。
下記要領を、qsinsei(あっと)gmail.comまで添付して申し込みをおこなう。報告せず参加のみの場合はその旨明記し、3.以下の項目は不要。

1. 氏名
2. 所属、年度
3. 研究題目
4. 研究概要(800字以内)
5. 現時点での参考文献表


6. 報告に際して


この会は、報告者が書こうと思っている1つの論文を詳細に渡って検討する会ではなく、報告者のより広い研究計画の中にあらわれる、アプローチ・意義・構造・ビジョン等を検討するための会である。
報告者は10日前までに事前レジュメ(ディスカション・ペーパー)をメールで送る。(ファシリテーターはコメンテーターに事前レジュメを転送する)
当日、報告者は最新のレジュメを人数分用意してくる。このレジュメには参考文献表の最新版も含む。
一人当たりの時間配分は、報告に20-25分、ディスカションに60-55分(うち、指定コメンテーターのコメント時間は15分程度)を予定している。
公刊前の内容を含むので、参加者は当日の報告内容を守秘する。これに対して研究題目・研究概要は公開扱いになる。もっとも、報告者が自らの意思によって非参加者に対し報告内容を伝えることは当然に自由である。
今回の会場にはプロジェクタ・ケーブル(RGB)の設備あり、ただしパソコンは持参。


7. ファシリテーター


クィア・スタディーズ研究計画検討会 パイロット・プロジェクト有志
(科学研究費助成研究基盤C「日本におけるクィア・スタディーズの展開」研究グループ)
別エントリ参照

外部コメンテーターが決定しました。上リンクのエントリをご参照下さい。


2013/03/11

交通アクセス・当日レジュメ・昼食について

標記の件についてお知らせします。

1. 明治学院大学(白金キャンパス)への交通アクセス

*JR/東急/地下鉄「目黒」駅東口バスターミナルから、「大井競馬場」行きのバスに乗り、「明治学院前」で下車するのがもっとも簡単です。
*あるいは、地下鉄南北線・三田線「白金高輪」駅で降り、1番出口の「桜田通り」を南へ徒歩10分で着きます。
*明治学院大学の住所 東京都港区白金台1-2-37 (正門は敷地の南側です)
*会場は、「本館」(=1号館)4階の1402番教室です。
 交通アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
 キャンパスマップ http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/

2. 当日レジュメ

*報告者は当日レジュメ(文献表も含めたフルセット)を25部ご用意ください。日曜日ということもあり、大学で使えるコピー機はありません。
*会場に最も近いコピー機は、下記 「3. 昼食」 のコンビニにあります。

3. 昼食

*各自ご用意ください。コンビニは、明治学院大学の南側(正門前)にローソン、東側にファミリーマートがあります。ただし、部活・サークル活動などでコンビニの弁当等が売り切れることもありますので、会場に入る前に購入されることをおすすめします。なお、大学近辺で昼食として利用できる飲食店はほとんどありません。

2013/01/14

今年度研究検討会申込締め切りました


クィア・スタディーズ研究計画検討会、今年度分の参加申し込みは締め切りました。
検討会についての詳細および注意事項は後日参加者の方にメールであらためて御連絡いたします。

2013/01/07

当日ファシリテーター(決定)

研究会当日のファシリテーターは、参加が決定している人から順次こちらにアップいたします。


  • 石田仁
  • 釜野さおり
  • 清水晶子
  • 菅沼勝彦
  • 谷口洋幸
  • 堀江有里
  • 河口和也

外部コメンテーター

  • 飯野由里子
  • 菅野優香